レトロスペクト・アメリカ


Vol. 43 無念、全面引き上げ」 の巻


さて。。。
居候とは 言っても、今回は ビザの期限が 短いので それ程 ノンビリ してられません。

とりあえず、ホスト ・ ファミリー宅に 置いて行く モノと、日本へ 持って帰る モノを 仕分ける。。。 
送るのは 高いので、とりあえず 「 持てるだけ 持とう 」 と 言う事に。


あと、問題は プーでした。
ピッツバーグに 住んでいた 友人が 帰国した際、彼の ネコを 一緒に 連れて帰ったのですな。

それを 見た時 「 大変そう 」 と 思って 一度は 「 ホスト宅に お世話に ならせてもらうか 」 とも 思ったのですが。。。なにせ 「 スグに 大学院に入って、アメリカに 戻ってくる!」 なんて 決めてた モノだから 「 全てを 日本に 送らないと。。。」 と 言う 頭が 無かった ワタシ。

あくまでも アメリカに こだわり 続けて居たのです。
どうして そこまで 拘っていたのかは、不明 (爆)。

結局 「 やっぱり 連れて 帰る 」 と 決め、獣医さんで 注射を 打ってもらい、飛行機も プーの分と ワタシの分を 一緒にする。 ちなみに、プーの チケット代は ワタシの チケットの 半額位しました。


その後、お世話になった 色んな人達に 挨拶巡りをし、車を どうするかと 言う話に。
上にも 書いたとおり、ワタシは 「スグに アメリカに 戻る予定」 だったので、売るのは 止め。

で、その時 ミシガンの 友人 L&D が この車に 乗りたいと言うことだったので 「 全額保証の 保険をかける事 」 を 条件に 無償で 貸し出すことに。
( 数ヶ月後、Dが 車を 横転させて廃車にしてしまったので (汗)、現金 4000ドルを ( 2年半後に ) 返してもらう事に。。。潰すなよーーー(涙) )。


そして、帰国の日

プーに 鎮静薬 ( トランキライザー ) を 無理矢理 飲ませ、沢山の 荷物を乗せて ピッツバーグ空港へ。。。が、チェックインにて 「 重過ぎて 超過料金 かかりすぎなので、荷物を 分けてください」 と 言われる。。。

やっぱり やってしまった(汗)。

仕方が無いので その場で ブーブー 文句を言いながらも、航空会社が 持って来た 箱に 荷物を移す ワタシ。。。最初から 重さを 考えてなかった ワタシも どうかと思うが (汗)。

涙 ポロポロの アメリカ母や、心配そうな アメリカ父、そして L&D に 「 スグに 帰って来るから!」 と お別れをし、飛行機に 乗り込んだ ワタシ。 

約束は、スグには 果たせなかったね。
結局、次に会うのは 2年半後だった。

ここで、アメリカとの 縁が 切れた気がする。
政治やら、イミグレーションの 在り方やらで、ワタシが アメリカを 余り 好きでなくなってしまったのも 有るけど。。。

( でも、荷物は 相変わらず ホスト宅に 置きっぱなしだ (爆) )

プーは、ずっと ワタシの足元での フライトなので、その点は 安心でした。

ワシントンDCと ポートランド ( オレゴン ) で 乗り換えをし、名古屋に 到着。

姉が 迎えに来てくれていたので、そのまま 帰宅です。
甥っ子達に 「 あれ、なんで Piggyちゃんが 居るの?」 などと 驚かれつつ、予想だにしなかった 日本での生活を 始めた ワタシでした。

次なる 日本脱出は、いつになることやら。。。(涙)



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