ワタシの
当時 勤めていた、派遣先の 会社で 「Piggyさんは、どうも 山をやるらしい。」 と 言う噂が、同じ部署の オジサン 登山愛好家の中に 広まっていたらしい。 担当が
全然 違うので、お話も した事が ナイ人だったのだけど、ある日 社内メールが届いた。 「 ○月 ×日に、藤原岳登山を 予定していますが、参加しませんか? 」 この方は、昔から 登山を している方で、突然 登り始めちゃった ワタシとは違い、基本が シッカリなさっている。 メールには、ちゃんと 『 登山計画書 』 まで 添付されていた。 日本で キチンと 登山の基本を 学んだ方なら、上から まず 教えられるであろう 『 登山計画書 』 なるものを、ワタシは 今まで 一度も 作った事が無い。 大抵 1人で 行くか、親しい 友人 数人とか、TJと 2人だけとか、計画を立てないと 困るような 大人数を 従えて 行った事が 無いからである。 大体、日本の 登山口には 大抵、警察や 地域の 愛好家の方が 作って下さった、簡易の 「 登山計画書 」 が 設置してあり、登り始めに それに 記入して 済ませてきた。 書かないと、万が一の時 (遭難等) に 救助する方も 場所や 日程が分らない。 これを、事前に 自分で作って 身内に渡しておくのが 正当な やり方なのだと 思うが、邪道な ワタシは未だに 登山口の 「 好意 」 に 甘えている。 さて、今回の お誘いは、三重県・滋賀県 に またがる 鈴鹿山系の 藤原岳である。 ワタシは、白馬なんか 行っちゃってる割には、基本の 経験が 少ないので、鈴鹿なんぞは 昔家族で 御在所岳に 行った事が 有るくらいで 「 山登り 」 としての 鈴鹿は 勿論初めて。 良く考えると、つくづく 基本が 出来ていない。 大体、形から入るのだ、ワタシは。 参加者は、この お誘いを 掛けてくださった Mさんと、その お友達。 プラス、一緒に 仕事をしている Aちゃん、Hちゃん、さらに Aちゃんの友人 Nちゃん、そして 他の部署の Tさんである。 Tさんは、実は 他のつながりで お知り合いなのだが、この人も 山に登るとは 初耳であった。 しかし、彼は 北岳にも 登った事が あるそうだ。 ワタシは 自分の車を 持っていないので、可児市に 在住の Aちゃんと Nちゃんに、春日井の JR 勝川駅にて ピックアップしてもらう事に なった。 助かるー。 Aちゃんの お友達 Nちゃんは、ワタシは 初対面なのだけど、物凄く 元気! 良く喋るし、体力も バリバリである。 ワタシは 体力も無いのに、突然 山登りを 始めて、しかも トレーニングなんて していない、邪道な 登山者なのである(汗)。 ちなみに、この 2人は 高校の同級生であり、スノーボードが 得意である。 ご一緒した事は 無いけど、立山に バックカントリー・ボードに 行っちゃったりする、スゴイ人たちである。 Mさんと そのお友達、さらに Hちゃんとは 近くの駐車場で 合流。 そして、Tさんは 出発点で合流である。 今回、ワタシは 何もかも お膳立てしてもらって、本当に 「 ついて行っただけ 」 状態だったので、出発点 自体 ちゃんと覚えていないのだが。。。 登山口 近くに 電車の駅が 有るのは覚えてる。 でも、駅名が 出て来ないー(汗)。 神社の 横を通って、チョウザメだか 何だかが イッパイ泳いでる 水槽の横を通った。 一体、何だったんだろう、あれは? 登り始めたら、とにかく 暑かった。 今回は コットンの Tシャツは 着ていなかったのだけど、とにかく熱い。 Mさんは 「 これ、デュポンの 開発した、速乾素材の Tシャツなんだよー。」 と 自慢して下さる(汗)。 でも、確かに シャツから 水蒸気が 出ているのが 見える位、早く 乾いていくのが 分る。 うぅ〜ん、やっぱり 良いものは 良いのだ。 でも、ワタシなんかは 登山用の リュックを背負って、登山靴を 履いてるのに、登り始めから ちょっとバテ気味。 でも Aちゃんと Nちゃんは、元気 バリバリである。 しかも、Nちゃんは Gパンに スニーカーである。 やはり、体力勝負か、登山。。。 頂上付近に 小屋があって、そこで ゴハンを 食べる事になった。 食品は それぞれ 「 ○○さんは、××を 持って来て。」 と 割り当てられていた。 驚いたのは、Mさんと そのお友達。 冷凍ピラフやら、それを 調理する為の フライパンやら、更には ワインまで 持って来て居た事。 う〜ん、ワタシは 登山時は 重量が 軽い フリーズドライの お食事で良いわぁ。 でも、さすがに 冷凍ピラフ、美味でした。 日帰り登山なら、これくらいは しても良いのかもね。 休憩時に 希望が持てる。 お勉強に なりましたー。 この藤原岳、木が 鬱蒼と 茂っているので、あまり 景色が 見えない。 日本の 低山は 大抵 こんな感じなのだが、時々 ふもとの 町なんかが 見えると ホッとする。 食事の後、実は ワタシは バテちゃっていたので、雨の降る中 元気な Mさん、お友達、Tさん、Aちゃん、Nちゃんが 頂上へ向かったのに、ワタシは Hちゃんと 2人で 小屋で お留守番をしていた。 情けないけど、仕方が無いのだ。 無理をするのは ワタシの主義に 反する。 。。。と、頂上へ行けなかった 言い訳をしてみる(汗)。 帰り道は チョット 危険であった。 雨のせいで、下が ぬかるんでいる上に、下り坂である。 さらに 下りコースは ドロドロの 谷間になっている道を 通ったので、スニーカーの Hちゃんは少し 大変そうであった。 下山後、みんなと お別れをして、ワタシは 再び AちゃんとNちゃんの車で 勝川駅まで 送ってもらい、帰宅。 大勢も 楽しいかも。 でも、やっぱり 少人数の方が スキかな。 ![]() |