国際結婚、思う事。。。


名前 呼んでよー! 」 の巻


ワタシ が 自分の氏(姓)を TJ のものに 変更してから、カレコレ 2年になる。
最近では、もう その名前に 慣れてしまって、旧姓を 呼ばれると 逆に ピンと来ない。

アメリカに居た時は、母音が4つのワタシの名字はまずマトモに呼んでもらえなかった。
今回、イギリスに来たら、結構ポピュラーな名字なので、誰でもすぐに覚えてくれて、かなり楽である。

しかし、日本では そうは 行かなかった。。。

TJ の 名字は、どちらかと言うと ファーストネームである。
TJ を フルネームで書くと、 ファーストネームが 3つ並んでる 状態。

それが、どうも 日本人には ピンとこないのか?

区役所で、住民票なんかを もらいに行くと、番号札を渡される。
でも、周りの 日本人の皆さんは 「35番の山田さぁ〜ん!」 って感じで 呼ばれてるの。

ワタシの 順番になると 「37番の方ぁ〜!」 と 呼ばれる。
別に、ローマ字 表示されてる 訳じゃない。
ちゃんと、カタカナで、発音 通りに 表記されてる はずだ。

ワタシ の 親友 Nちゃんが、区役所の すぐ裏で お勤めなので、ワタシは 仕事で 区役所に 行けない時なんかは、良く 彼女に 代理を お願いした。

でも、本当に 代理人だと 委任状やら なんやらで 面倒なので、彼女は あくまでも ワタシの フリをして 区役所に 行く訳である。

夕方、彼女の アパートに 寄って 「どうだった? 問題なく取れた?」 と聞く ワタシ。

「また、名前呼んでもらえなかったよぉ。。。『今回こそはっ。』 って思ってたのにぃ。」 と 悔しそうな Nちゃん。

まぁまぁ。
君が それ程 悔しがることは 無いんだが。。。

結局、区役所では一度も名前で呼んでもらった事が無かった。。。


カナダから戻って すぐに就いた 職場では、まだ 名字を 変える前に 働き出したので、ずっと 旧姓のままだった。

イギリスへ 来る前に 働いていた 大学では、最初から TJ の名字である。

「Piggyさんって、もしかしてハーフ?」 と ボスに聞かれた。 勤務 2日目の 事である。

。。。って言うか、バリバリ日本人じゃん?

「いやぁ、ダンナが外国人なだけで、自分は日本人です。」 と 面白くも なんとも 無い 返事をしたけど。


職場に 電話が かかって来ると、結構 やっかいである。
大抵、用件を 聞いた 最後に 名前を聞かれるんだけど、絶対に 一度じゃ 分かってくれない。

しかも、後で お礼メールが 来たりしても、ヘンテコな 日本語の 名前が 宛名になってたりする。

一番 凄かったのは、 同じ 大学で 英語を教えてた 日本人助教授である。
彼は、なぜだか ワタシ に 英語で メールを 送って来るのだが、この 英語が チンプンカンプン で ワタシは 良く 「あのぉ、分からないんで、日本語で 送ってもらえませんか?」 と お願いしていた。 

この男、ワタシ が 何度 メールの最後に PiggyBabes と 正しい綴りで 署名をしても、次回の メールでは 再び グチャグチャな 綴りで 送って来ていた。

要するに 「習う気、言ってみる気」 が 無いだけなのか、みんな?


しかし、さすがに、銀行では 呼んでもらえた。
窓口の お姉さん、凄く ためらって 「どうしようかなぁ。」 って 顔してたけど、「87番で お待ちの Piggy 様ぁ〜!」って。

みんな、別に 難しいことは 無いんだ。

名前、ちゃんと 呼んでよぉ〜!!



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