PETS トラベル・スキーム : POOH の場合 
PETS トラベル・スキームについて

                  

このページでは
PETS トラベル・スキームのシステムを
2002年 10月 〜 2003年 5月にかけて
実際に POOH が行った場合を紹介して行きます。





PETS トラベル・スキーム 実施開始!

このシステムについての情報収集はかなり前から始めていたのですが、実際には POOH の渡航に合わせてワタシとTJ の渡航時期を決めたと言っても過言では有りません。

この時期、我々は 結婚式をする為だけに数ヶ月渡英するか、実際にイギリスに引っ越してしまうかを 決めかねて居たのですが 「POOH の手続きに7ヶ月かかるんだから、本当に引っ越すならワタシの誕生日までに決めてね」 とワタシのヒトコト。

頭をひねりにひねったTJは、結局自分の仕事の将来性も考えたのか、それとも結婚式に膨大な時間を費やす事を予測していたのか 「じゃ、5月には渡英しよう!」 と決定。

以下の手順で手続きを進めて行きました。。。



PETS トラベル・スキーム : POOH の場合

1. 必要な情報と
書類の収集

まずはネットで検索。 数々の個人サイト及び、英国大使館、DEFRAのサイトにて必要情報を集めてプリントアウト。

不明な点は、DEFRAにメールで直接質問しました。 返信に少し時間がかかりますが、的確に答えてもらえます。(英語のみ)

また、我々はアメリカ経由での渡英を予定していたので その点についても質問しましたが、当時はアメリカは PETS 適用国ではなかったので 「無理です」 と言われました。

これに併せ、PETS ヘルプラインにも直接電話をして インフォメーション・パッケージを郵送してもらいました。 この中には大使館ホームページDEFRAホームページ に記載されている情報の他に、PETS Travel Scheme Declaration も同封されていました。


血液検査は BioBest社に依頼する事に決めたので、ホームページ から送付用紙を ダウンロード して プリントアウト しました。



2. 輸送会社の決定 ワタシ達は 名古屋 に住んでいたので、何のためらいも無く 日本通運 に決めました。 と言うのも、集めた情報によると 名古屋から直行で ヒースローへ 行く路線はJALしか無く、JALを使うと必然的に日通を使うことになるからです。

まず 日通のホームページより 「○月△日頃にネコをイギリスに輸出したいのですが。。。」 と言うメールを送付。 数日後、名古屋の輸出担当者の方より電話で連絡を戴きました。

ここで 「悪い知らせ」。 JALの名古屋→ヒースロー便はどうも無くなってしまったらしいのです。 結局、どちらにしても名古屋から東京まで国内便に一度乗り、さらに東京からヒースローへの旅と言う事になります。

日通に連絡をした時点では、まだ POOH の出発までには8ヶ月以上も有ったので、担当者の方には 「もう少し日が近づいたらもう一度連絡を下さい」 と言われましたが、輸送にかかる大体の見積もりはしてもらいました。


3. 獣医師の決定 POOH が以前かかっていた獣医さんは、ワタシ が母と住んでいた場所からは比較的近いのですが、ワタシ と TJ のアパートからは名古屋を横断しなくてはならない場所に有ったので、新しい獣医さんを探す事に。

電話帳や インターネット で 「マイクロチップを入れてくれる獣医さん」 を検索し、ウチから10分の所にある 松波動物病院に辿り着きました。 この動物病院ではウェブサイトも持っているので、まずメールにてマイクロチップ挿入とPETS経験の有無を尋ねました。 

早速 院長さんより メール の返信を頂き、 マイクロチップの挿入は行っていると言うことなので、とりあえず診察してもらう事に。


4. 2002年 10月 13日

初診
マイクロチップは日本と英国の検疫両方で読み取りが可能でないと意味が無いので、大使館等からの情報を持参して獣医さんに見せる事に。

この情報を元に、 POOH 担当 になった副医院長さんが この動物病院で使用しているマイクロチップ の会社に問い合わせをしてくださる事に。。。と言う事で、この日は登録と顔合わせのみで終了。

数日後、副医院長さんより電話が有り、マイクロチップ に OKが出たので、翌週また来院する事に。


5. 2002年 10月 19日

マイクロチップの挿入と
狂犬病ワクチン接種
だぁぁ。
POOH は獣医さんが大嫌い。 普段は押入れに仕舞ってあったケージを出してきただけで、既に机の下に隠れている。 TJ と2人でアパート中を追い掛け回し、ケージを縦にして無理矢理入ってもらう (汗)。

マイクロチップは「ライフチップ」という製品です(アメリカのデストロン・フェアリング社製)。
鉛筆の芯位の太さで、長さは2.5センチ位。 挿入前に、念の為リーダーで読み取り可能な事を確認した後、POOH の背中の肩甲骨の間辺りに注射器の様な器具でパシンっと挿入。 その後、また確認の為にリーダーで読み取る。

その後、狂犬病の注射を打ってもらいました。 日本では、普通ネコには狂犬病ワクチンの接種はしないので、ワクチンの量に不安もありましたが、POOH はマルチーズなどの小型犬に比べれば体重も重いので とりあえず不安は解消。

POOH は獣医さんが嫌いなのにも関わらず、マイクロチップの挿入も狂犬病の注射も、両方 声も出さずに我慢してました。エライ、エライ。

狂犬病ワクチン接種の後は、血液検査までに1ヶ月待たないといけないので、この日は翌月の来院予約を入れて帰宅。 デジタル・キャットの出来上がりです。

ちなみに、この動物病院では 既に PETS で数匹の犬・猫をイギリスへ送り出しているそうで、その点も安心でした。

*** 本日頂いたもの ***
狂犬病予防注射済証 と ライフチップ・データシートの写し


6. 2002年 11月 24日

血液検査用の採血
BioBest 送付用紙記入
血清の輸送

またまた やって来ました、恐怖の獣医さん訪問です。  前回と同じく POOH を捕まえて 松波動物病院 へ。 今回も同じ副医院長さんが担当して下さいました。

PETS の為には 血清1ml 必要なのですが、血清 を 1ml 採るには 血液が 約3倍位 必要だそうです。 前回はワタシ と TJ も診察室に入れてもらえたのですが、今回は待合室で待つ事に。 痛い事をするのに、飼い主が 側に居ると やりにくいのかな?

今回の採血は、首の血管からするそうで、POOH の首はちょうど白と黒の毛色の分かれ目で四角く剃られる事に。 これは後々ワタシ と TJ が 事有る毎に 「ハズカシー」 と POOH をからかう原因に(笑)。

さて、POOH ですが、さすがに今回は痛かったらしく、待合室に居るワタシ達にも 「痛ぁ〜い!!」 と叫ぶ彼の鳴き声が聞こえて来ました。

採血後、分離機で分けた血清1mlと、署名欄以外は記入済みで持参したBioBestの送付用紙に副医院長先生して頂いたモノを受け取り、動物病院を後にする我々。

コンビニにて全ての書類をコピーした後、以下のアイテムを 郵便局 の EMS にて送付しました。

*** 本日送付したもの ***
1) BioBest の送付用紙 (全て記入済)


2) 32.50ポンドの小切手 (TJのイギリスの銀行口座のモノ)

3) 動物病院で頂いた、狂犬病ワクチンのパッケージ (確認用)

4) POOH の血清 1ml (一番大事!)

送付方法ですが、大使館などでは宅配便 (DHL や TNT 等) を推奨していますが、EMS で問題無いと思います。 最近はインターネットで追跡も出来ますし、発送料がナント 10分の1 で済みます! 輸送にかかる日数は、2〜4日位です。

郵便局にてオレンジ色のEMS発送用紙をもらい、住所などは普通に記入します。 「内容品の詳細」 については Feline Samples / No Commercial Valuse としました。 犬の場合はCanine Sample になるのでしょうか? 価格は勿論 ゼロ です。

また、確かに内容はアヤシゲなモノなので、血清の容器が割れない様にプチプチのラップで包んだ後、プラスチックのクリアケース に入れてテープを貼り、中身が見える状態で送付しました。



7.
2003年 12月  9日

血液検査結果通知
「まだか、まだか」 と待っていた 血液検査 の 結果通知 がやっと届きました。

どうも前日には届いていたらしいのですが、ちゃんと Registererd Mail で発送されて来たので、受取人不在では配達されずに1日延びてしまったのです。

「結果通知」と言っても、こちらから送付した送付用紙の一番下の欄に抗体の数値と検査担当者の名前がタイプされており、署名されたモノを送り返して来ただけですが。。。

とりあえず POOH 合格! メデタシ、メデタシです。


8. 2002年 12月 13日

動物検疫所との連絡

メデタク血液検査には合格したので、今度は動物検疫所との連絡を開始しました。

動物検疫所のホームページ より 「PETS を実施している最中である旨、血液検査に合格した旨」 を メールにて送信したところ、動物検疫所・名古屋空港出張所 の担当の方よりメールを頂く。 (以下、抜粋転載)

「PETS 証明書」には 「ANNEX 1」 と 「
ANNEX 2」 が有り、「ANNEX 1」 は動物検疫所で作成致します。

「ANNEX 2」 にはI ・ II ・ III と記入項目が有り、I ・ II を駆虫を行った獣医師に記入してもらいます。 III は動物検疫所で記入します。 「ANNEX 2」 を PiggyBabes様 に郵送致しますので、I と II を記入してもらって下さい。 また、下書きの段階でも構いませんので事前に当初に記入したものをファックスしてください。 (記入ミスに備え、事前に内容を確認する為です)

併せて「輸出検査申請書」も送付致しますので、ご記入の上 事前に FAX をお願いします。

これからの手続きの流れについてですが:


1) 動物検疫所にBioBestの検査合格通知と記入済みの輸出検査申請書を FAX する。

2) 輸出通関(税関)手続きをする通関代理店に税関手続を依頼する。

3) 航空機を予約する。

4) 輸送用ケージを用意する。

5) 輸出前、48〜24時間の間にダニと条虫の駆除(投薬)をする。

6) ANNEX 2 の I と II を獣医師に記載してもらう → 動物検疫所に FAX する。

7) 動物検疫所で輸出検査を受ける
(猫ちゃんをケージに入れた状態で、事前にファックスして頂いた書類の原本と共にお持ち下さい。 検査後はケージに動物検疫所のシール(金属製の封印バンド)をしてしまいますので、この後は猫ちゃんは英国到着までケージから出る事は出来ません。)


動物検疫所より郵送して頂いた書類は:

1) ANNEX 2 及び 記入例 (各1枚)
2) 輸出検査申請書 (1枚)
3)
動物検疫所・名古屋空港出張所への案内図 (1枚)
4) 案内文書 「英国へ犬猫を輸出するお客様へ」 (3枚)

上記、計7枚でした。



9. ケージの購入 POOH がアメリカから日本に来る時に入って来たケージは、飛行機の座席の下に納まるコンパクト・サイズのものです。 (アメリカから日本へはカーゴでは無く、乗客と一緒に旅する事が出来ました。 国内線・国際線共にユナイテッド航空)

このサイズでは PETS の基準では小さすぎるので、どこかのウェブサイトで見た バリケン を購入する事に。 バリケン とは Vari Kennel の略です。

運良く、良く行くペット用品店にてセールになっていたので、Sサイズのモノを購入しました。


10. 2003年  1月

輸送会社の予約
血液検査に合格し、大体の輸出可能期日がハッキリしたので (採血の日から6ヶ月後)、再度 日本通運 に連絡を取りました。 今回既に担当者が分かっていたので、電話での連絡です。

イギリス側での手続きが、平日(月〜金)でないとやってもらえません。 採血日(11月24日)から6ヵ月後は金曜日で、その便で出発すると到着は土曜日になってしまうので、その後一番最初の月曜日(5月26日)に予約を入れました。

この段階ではJALの名古屋→ヒースローの直行便は再開されておらず、 5月の段階でも この輸送経路が再開されるかどうかは全く不明。 このせいで、検疫とフライトを同じ日に済ませるのが不可能になりました。

検疫は5月26日の午後に済ませた後 POOH は一晩ケージの中で過して 翌朝9時に名古屋を出発し、正午に成田を出発すると言う旅程になりました。

カワイソウ な POOH です。

*** 輸送代理人 ***
この時点で、我々はアメリカ経由でイギリスへ行くチケットを購入していました。 チケット価格の関係で、我々の出発日は4月24日に決定。 POOH が6ヶ月の待機期間を終了する1ヶ月前です。

結果、飼主とペットが同じ便の飛行機で英国入りするのは不可能と言う事です。

この場合、動物検疫所や日本通運に関しては全く問題が無いのですが、航空会社を通じて送付する際に通関で必要な 送り状 (Airway Bill) の名前が変ってきます。

ワタシの場合は、

荷送人=ワタシの母の名前と住所
荷受人=ワタシの名前とイギリスの住所

  。。。の様になります。


11. 2003年  1月 13日

英国側
通関業者への連絡
PETS の手続きで 日本通運 及 び JAL を利用すると、英国側の通関業者は自動的に JCS Livestock (James Cargo Services, Ltd.) を利用する事になります。

日通で予約を入れた後、担当の方に「ジェームズ・カーゴにもメールで良いので、便名等を連絡しておいて下さい」と言われたので、メールを送りました。

JCSからはすぐにメールで以下の内容を返信してもらいました。

* 通関には Pets3 Declaration Form と C5 が必要なので
   猫と一緒にケージに添付して送付する事。

*  猫の受け取りは、ヒースロー空港 第4ターミナル近くの
   Animal Reception Center にて、輸送機の着陸後 約4時間後に可能。


12. 2003年 4月24日

Piggy と TJ
日本出発
アメリカ 経由で イギリス 入りする為、ワタシ と TJ は日本を出発。

POOH はこの時点でまだ丁度 1ヶ月 待機期間 が残っているので、ワタシ の弟宅にてお世話になる事に。

荷送人は、名義は ワタシ の母ですが、実際に手続きを行ってくれたのは ワタシ の親友 Nさんでした。

*** ワタシの最終準備 ***
1) 可能な限り書類を揃えて、動物検疫所にファックス

2) 以下のモノをファイルにまとめてケージに装着出来るようにしておく。
  * 輸送と通関に必要なだけの現金
  *Pets Declaration Form (記入済)
  *動物病院の診察券とANNEX 2及び狂犬病予防注射済証のオリジナル。

3) ケージに給水器とエサ入れを設置する。

さ、これで1ヶ月のお別れです。
後の手続きは、ワタシ の 弟 及び 親友 Nさんから報告を頂いた内容です。


13. 2003年  5月 26日

マダニおよび条虫に
対する処置をする
前日まで ワタシ の 弟宅 に泊まっていた POOH は、朝から Nさん に連れられて再び獣医さんです。

獣医さんでは 予定通り マダニ と 条虫の駆除 (投薬:スポットーン)をしてもらい、その後 2人(?)は 動物検疫所 へ行く為に名古屋空港へ。


14. 2003年  5月 26日

動物検疫所へ
名古屋空港内 の 動物検疫所 にて、書類をチェックして PETS証明書 を発行してもらい、ケージ に 封印 がされ、POOH は約48時間ケージの中に拘束。

当初の予定では、この時点で POOH は再び 弟宅 に戻りケージの中で一晩過し、翌朝 再び 名古屋空港へ行くと言う 「二度手間」 になるはずだったのですが、日通の担当さんの計らいで日通の倉庫でお泊り出来る事に。 POOH にとってはどちらも嬉しく無いのでしょうが、二度手間 の省けた サポート陣 は少し ホッ としていた事でしょう。


15. 2003年  5月 26日

輸送手続
と言う事で、 この日の午後4時半には日通での輸送手続きと支払も済ませ、Nさんは帰宅。

POOH はこの夜 日通 の 倉庫にて 一晩過し、翌朝 JAL に乗って 成田 へ飛び、正午 には ヒースロー へと旅立ったのでした。


16. 英国入国時の通関

POOH の乗ったJAL便は、予定通り午後4時半頃ヒースロー空港に着陸。

その後 JCS Livestock の担当者が通関手続きを済ませ、POOH は Animal Reception Center へ輸送されます。


17. 2003年  5月 27日

イギリス時間

ヒースロー
第4 ターミナル
Animal Reception Center




Animal Reception Center ですが、物凄く分かりにくいです(汗)

ワタシ達はヒースロー周辺の詳細地図を持っているわけでも無いので、住所からして大体の検討を付けて行きました。 センターに近付くにつれ、幾つか標識が出てくるのですが、これまた分かりにくい。 ビル自体も、ビル名が目立つ様には書いていないので、ゆっくり走って探すしか無いかも知れません。。。

ちなみに この立地、 ハッキリ言って 「車じゃなきゃ行けません!」

*** POOH 受け取り ***
Animal Reception Center に到着した POOH ですが、まだ最後の検疫が待っています。

最終的に POOH が検疫から出て来て我々の前に姿を見せたのは、午後7:45の事でした。 ワタシ達 は 興奮していたせいか 「手続きが早く終わる可能性も有るよ」 などと 楽観的 になり、現地到着したのが4時半だったので、相当の時間を待合室で過す羽目に。。。

やはりケージの中でトイレに行ってしまったと思われる POOH は少し元気が有りませんでしたが、ヒースローから我家への 3時間半 の 道のり も 無事 乗り切りました。 食事は一応エサを持参して行ったのですが、検疫にて何か食べさせてもらえたようで、車の中では食べませんでした。

*** 最後の難関***
さて、POOH の 最後の難関 です。 それは、お風呂。。。
彼は お風呂 も大嫌いなのですが、受難ついでにお風呂も入ってもらう事に。

ワタシ と TJ だけのアパートならば、臭かろうが 汚かろうが 問題無い のですが、普段 動物を 扱いなれていない TJ 両親の家なので、そう言う訳には行かないので。

これらの難関を無事くぐり抜け、POOH は無事に英国に到着しました!
3カ国 を 駆け巡る インターナショナル・キャット POOH を これからも どうぞヨロシク♪



18. 2003年  6月 10日

後始末(怒)

日通の担当者から、メールにて連絡が有りました。

曰く 「ロンドン における 諸料金 GBP260 (検疫所検査料金、代理通関手数料、代理店手数料、JAL/ヒースロー空港ターミ ナル料金等) を未収受のまま、ペット を お渡ししてしまったと、日本航空より本日(6月10日) 連絡がありました。

事後で大変申し訳ございませんが日本円換算 ¥49,140.−(@¥189/GBP X 260) ご請求させていただくこととなります。 つきましては日本側代理荷送り人様である Piggy母様 に 上記金額ご請求させていただきたく所存ですが宜しいでしょうか?

大変お手数おかけいたしますがお返事お待ち申し上げます」
 

ぬぁんだとぉぉ〜っっっ!! 

だって、料金はペットがイギリスに到着するよりも前に(と言うか、ペットが飛行機に乗る前に)日本で全て支払われなきゃ駄目でしょう? でもって、2週間放っておいて 今更 「260ポンド足りないから払ってね」 だとぉ???

早速担当者にメールにて 「どうしてこう言う事になっているのか」 と質問。 でも、何だか納得いかないぃ〜。

最終的には担当者の上司まで出てきてしまったのですが 「最初から日本でお金を請求しない日通とJALが悪いのではないか」 と言う説明をして 「3分の1だけ払うので、後は日通とJALで何とかして下さい」 と言うことになりました。

ワタシ だけの交渉であれば、多分 「絶対にビタ一文も払わない!!」 って事になるのでしょうが、TJ になだめられ、関係者全部で持つ結果に。。。

*** 結論 ***
これから犬・猫の英国への輸出をされる皆さん

東京では手続き慣れているからか このような事は 無いのかも知れませんが、こう言う不愉快な事が起こらない為にも、支払の際には 「料金に一体何が含まれているのか」
必ず確認する事をオススメします。




PETS トラベル・スキーム : 諸費用 : POOH の場合


獣医費

* 初診料 = 1,575円

* 再診料
   マイクロチップ
   狂犬病ワクチン = 8,925円

* 再診料
   採血料
   採血分離準備料(血清)
   海外用診断証明書料(BioBest送付用紙記入) = 6,300円

* 再診料
   マダニ駆除(スポットーン)
   条虫駆除(注射)
   海外用診断証明書料(ANNEX 2 作成) = 7,560円

合計
 24,360円


動物検疫料

* 無料

合計
      0円


輸送・通関料

* 航空運賃(39,450)
   AWB(200)
   Due Carrier(180)
  
   通関料(4,200)
   取扱料(5,000)
   書類作成料(2,000)
   ウェアハウジング・チャージ(POOH お泊り料)(800)
   消費税(360)

   合計 = 52,190円

* 後日請求の英国における検疫・通関料の1/3 = 16,380円

合計
 68,570円


諸費用

* ケージ料金 = 3,000円

* 給水器等、アクセサリ類 = 5,000円

* ヒースロー ⇔ ラドロー往復費用 = 約10,000円

合計
 18,000円


PETS トラベル・スキーム
総費用 合計
POOH の場合
110,930円




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